バドミントン クリアの打ち方!「飛ばない」悩みを克服

技術

今回はクリアの打ち方についての記事です。

 

初心者にとってクリアを”高く、奥に”飛ばすことは難関の1つじゃないでしょうか。

 

僕はほんとに飛ばなくて、「飛ばせー」って言われるのが日課でしたね。

 

飛ばねー!!!って心の中で叫んでいた時期が懐かしいです。笑

 

 

さてクリアにはドリブンクリアとハイクリアの2種類あるのですが、

今回はハイクリアの打ち方を紹介します。

 

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ハイクリアの打ち方

ハイクリアというのは”高く、奥に”飛ばす、守備的なクリアです。

 

まずは見本です。

ハイクリア見本 足の運びとシャトルの軌道【シドニーオリンピック日本代表 井川里美】

特に注目していただきたいのが、上半身と下半身の連動です。

 

動きを分解してみます。

  1. 右足でためを作っているときに肘を引き
  2. 右足で蹴ってラケットを振り出し
  3. 打ったら右足が自然に1歩出てくる

 

このイメージです。

下半身と上半身の連動で力を生みます。

 

打点は頭・体の少し前です。

頭上や体の後ろでとらえてしまうと、力が伝わりづらいので飛びません!

 

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ハイクリアのコツ

力まない

僕はこれが飛ばない一番の原因だと思っています。

 

飛ばそう飛ばそう

と意識するとどうしても体に力が入ります。

 

力んでラケットを振る

⇒手にも力が入る

⇒手首が固まってラケットヘッドのスピードが上がらない

結果クリアが飛ばない状況になります。

 

クリアが飛ばない⇒飛ばさなきゃいけない…と焦る

この悪循環も生まれ、泥沼にハマります。

 

そんな時は手のひらの脱力を意識してみてください。

”力む”ことがなぜ重大な問題なのか
...

 

回内を意識する

ハイクリアのコツはインパクトの瞬間、

グリップに人差し指の付け根を押し付けることです。

 

言い換えると回内を意識するということです。

 

以前、素振りの記事の「回内活かしたフォームのコツ」で紹介しましたが、

それを実際に打つ時に応用したものです。

バドミントン初心者のための素振り講座
...

 

僕はこれを実践してクリアの飛びが良くなりました!

打点を自分の体より前にする

意外と多いのが、シャトルを自分の頭の上でとらえてしまっていること

 

ラケットの面が天井に向いてしまう分、高さは出るけど、飛距離が出ないといった状況になります。

 

真上を見上げてシャトルを打っていないか

シャトルを自分の前でとらえられているか

チームメイトに動画を撮ってもらうと問題点がよくわかりますよ!

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ハイクリアの使いどころ

先ほどハイクリアは守備的なクリアとお伝えしました。

 

どういうことかというと、

高く奥まで上げることで時間を稼いで体勢を立て直すんです。

 

追い込まれて、あっヤバイ!ってときにハイクリアを使います。

ポーンと打ち上げて次の球に備える時間を作ります。

 

WS | Nozomi OKUHARA (JPN) [8] vs PUSARLA V. Sindhu (IND) [3] | BWF 2018

1例ですが、この動画の始まって数秒後(12:41~)、

奥側の奥原選手がフォア奥からクリアを手前の選手にクリアを打ってます。

 

手前の選手は逆を突かれて一瞬体勢を崩します。

しかしハイクリアを上げて体勢を整え、次に備えていますね。

 

こうした状況でハイクリアは有効ですよ。

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最後に

クリアを飛ばすには

正しいフォーム

ある程度の筋力

スイートスポットに当てる技術

が必要です。

 

特に高校生・大学生の選手は筋力がついている方が多いと思うので、

力まないこと

スイートスポットに当てること

正しいフォームで打つこと

これらを意識していきたいですね。

 

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