こんにちは!
昨日久々の練習でクタクタになって家に帰ってきたところ、
いつの間にかベッドで朝を迎えていました。
ススムです。
今日は前回に続いてフットワークに関するお話です。
あなたはリアクションステップをご存知でしょうか。
簡単に言うとフットワークを速くする技術です。
しかしやり方を間違ってしまうと、逆に遅くなってしまうんですね。
正しいリアクションステップを実践すれば、あなたのフットワークは確実に速くなりますよ。
リアクションステップの正しい方法
まず脱力してホームポジションに立ちます。
次に相手が打つ直前に、わずかに一瞬かかとを浮かします。
ここ大事です。
相手が打つ直前にです。
相手のショットと同じタイミングで飛んでしまうと、遅れます。
そして相手が打った方向を(ある程度予測しつつ)見定めた後に、かかとをつけて動き出します。
これはほんとに一瞬の判断になるので、初めは難しいと思います。
※かかとの使い方についてはこちらの記事に詳しく載せてあります。
この動き方は奈良岡功大選手がお手本になります。
動画は54秒からスタートします。
手前の奈良岡選手がロブを上げてホームポジションに戻った後、
奥の金子選手が打つ直前に
出典:https://www.youtube.com/watch?v=_dQqd0XJm60
わずかにかかとを浮かしていますね。
そして金子選手がクリアを奈良岡選手のラウンド側に打ったのを判断して、
出典:https://www.youtube.com/watch?v=_dQqd0XJm60
かかとで蹴って動き出しています。
そもそもリアクションステップとは?
脱力した状態から相手の返球に合わせて一瞬重心を落とし、
床から得られる反発力を利用して初動を速くする技術です。
難しいですね。
一瞬重心を落とす動作を加えることで、動き出しを早めるんです。
人は
静止の状態から動く
よりも
動いてる状態から別の動きをする
方がスムーズに動けます。
試しに
棒立ちの状態から動き出すのと、
軽くジャンプ⇒着地した瞬間に動き出すのを比較してみてください。
後者の方が圧倒的に動きやすいことが分かると思います。
これがリアクションステップの原理になります。
ただ、このリアクションステップに関して多くの人が勘違いしていることがあります。
それは、
リアクションステップはジャンプしない!
これを初めて知った時は衝撃でした。
いやいや、今までジャンプしろって言ってたじゃんか。。と
なぜジャンプしてはいけないかというと、相手のタイミングに合わせづらくなってしまうからです。
バドミントンはご存知の通り、速い展開が魅力のスポーツです。
跳んで着地するまでたかだか0.4秒くらいでしょうが、この時間が速い展開の中では命取りとなります。
僕も跳びすぎていたので、
リアクションステップをとっているのに速くならない、、
球に追いつけない、、
と原因がわからず落ち込んでいました。
なので飛ぶという表現ではなく、わずかにかかとを一瞬浮かせるという表現を使っていました。
最後に
リアクションステップは今やフットワークの基本と言ってもいいくらいの技術になっています。
しかし間違ったやり方ではその恩恵を受けることはできません。
今回紹介した方法で、ぜひ初心者のうちから正しいフォームで練習に取り組んでみてください。
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