コンパクトにスイングできると何がいいのか。
よく
大振りしすぎだ、コンパクトに振れ!
なんていうアドバイスをもらうことがあると思います。
僕もそんなアドバイスを受けていた1人でした。
特にプッシュレシーブでは当たらない、当たらないと嘆いては凹む日々。
そんな時にバックハンドでコンパクトに振る技術を教わる機会があり、数か月間ずっと練習し続けました。
壁打ちと合わせて取り組むことで、段々と技術が身について嬉しかったのを覚えています。
たとえばこの動画の0:09~の手元に注目です。
ほとんど手先でしか操作していないのに、こんなに鋭い球を打てています。
簡単に言えば、「握って離すだけ」です。
これが応用できれば、男子ダブルスの遠藤選手のようなレシーブも可能です。
この「握って離すコンパクトスイング」の打ち方の詳細は、僕のメルマガに登録していただいた方の無料特典としてお付けしていますので、ぜひご登録いただければと思います。
今回はバックハンドのレシーブを一例としてあげて、コンパクトに振る利点についてお話していきます。
利点①打ち損じが少なくなる
大振りしている
と言われる人には、テイクバックが大きいという特徴が多々見られると思います。
テイクバックを大きくとると、シャトルに対してラケット面を合わせることが難しくなります。
これが、空振りとか打ち損じの原因につながります。
ガシャ
カツッ
フレームショットになったりコルクじゃない部分に当たったあの音、なんともガッカリしますよね。。笑
逆にテイクバックを小さくとってレシーブができれば、面を合わせる余裕ができてシャトルに当てやすくなります。
利点②速いテンポに対応できるようになる
壁打ちの記事でも書きましたが、コンパクトにスイングできると速いテンポに対応できるようになります。
なぜかというと、シャトルを打ってから次に備える動作が速くなるからです。
大きくフォロースルー(シャトルを打った後の動作)をとってしまうと、次の動作が遅れてしまいます。
特に男子ダブルスのように、すさまじい速度でシャトルが飛び交うような試合では必須の技術と言われるのが、このためです。
利点③鋭い球が打てる
一見大きく振ったほうが強い球が打てそうだと思いませんか?
しかし一瞬グリップを握るようにコンパクトなスイングをすれば、もっと鋭い球が打てます。
なぜでしょうか。
その秘密は、ラケットヘッドの速さにあります。
シャトルの速さはラケットヘッドの速さに比例します。
一瞬の握り込みをするコンパクトなスイングでは、ラケットシャフトのしなりを活かせます。
このしなりを理解していただくために、お手元にハンガーをご用意ください。
この端を軽く持った状態から、ハンガーが吹っ飛ばないくらいの強さに一瞬で握り込んでください。
パッと握って止める。
このイメージです。
振ってみてください。
ビュン
鋭い風を切る音が聞こえませんでしたか?
握って止めると腕自体は止まっていますが、ラケットヘッドはシャフトがしなる分、遅く出て来ることが分かると思います。
そのしなりがラケットヘッドのスピードを上げて、結果としてシャトルの速さにつながるのです。
最後に
コンパクトスイングができるようになると、
・打ち損じが減る
・速いテンポに対応できるようになる
・鋭い球が打てる
といった利点があります。
ぜひレシーブの苦手を克服したい、ダブルスで勝ちたいという方は習得したい技術ですよ。
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